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April 17, 2014

さようなら、EOS Kiss

Kissx4b

 昨年から今年までの間にカメラ関係で起こった変化というと、EOS Kissとの決別が挙げられるでしょうか。

 Kissとの付き合いは、初代キスデジからですから、だいたい8年くらいだったのかなぁ、と思います。

 私が初めて手にしたデジタル一眼レフがKissでしたし、二桁Dに主力を移したその後も、Kiss DN、KISS DX、X3、X4とKissの系譜はサブとして残していましたから、正直感慨はひとしおです。
 一方で、X7は、私としてはKissの一つの完成系であり、今後のDSLRの方向性を考える上でも大事な位置づけの機種だと思っていましたから、こいつに移行せずにKissを買わなくなるっていうのは、ちょっと自分でも意外だったりします。

 もともと天邪鬼な私は、上位機種を尊んだり、エントリー機をさげすんだりするのだ大嫌いで、エントリー機にこそ美がある、という訳のわからない価値観を持っています。物事の本質を理解しているならば、エントリー機を型番のイメージや、価格からくる想定に縛られることなく、その機種の性能をフルに生かすべき。プロはKissで我々よりよっぽどすごい写真が撮れるぜ、と考える方です。
 そして何より、二桁Dやら一桁Dをこれ見よがしに振り回すのが何ともダサいというか、滑稽というか、そういう気負いが恥ずかしく感じるある意味中2な考え方も引きずっています。エントリー機をさりげなくしれっと使いこなす美学、そういうのを大切にしたいと。

 ある意味人生哲学にも影響してきたww、EOS Kissですが、手放す理由は、単純にマイクロフォーサーズの対等でしょうか。さらに小さく、さらに存在感のないOM-DやらPenやらをしれっと使う機会が増えれば、いくらX7でも鈍重なカメラに見えてきます。何もそうまでして光学ファインダーにこだわらなくても、そこまででしても所詮APS-C。マイクロフォーサーズでも結構いけるんだから、肩の力抜こうよ、みたいな感覚でKissを見るようになりました。

 正直カメラのとしての完成度はミラーレスより、EOS Kissに軍配が上がると感じています。もしはじめてイチガンを買うパパママがいれば、やはりそこはKissを優先すべきだろうと思います。ただ、大した写真の腕もないのに、カメラに関してうんちくを語るおっさんからは、そろそろKissを卒業させてあげてもいいかなぁ、と思います。

 さようなら、EOS Kiss。また中2をこじらせたら会いましょう。

Kissx4a

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April 15, 2014

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 は買いなんだけど。。。

 昨年末からのカメラ入れ替えシリーズです(笑  M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 を買いました。これも増税前です。

 代わりにドナドナされたのは、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 と、シグマ 30mm F2.8 EX DN。2本売却しても一本の値段には足りませんが、まぁ、仕方ないでしょう。

 私の初めての一眼レフはAE-1 ProgramにNewFDの50mm F1.4。カビが生えてしまっていますがまだ、押し入れに眠っています。当時はズームレンズよりもまずは単焦点の標準レンズを買う時代です。F1.8でなくF1.4というところが、何とも贅沢で、何とも甘やかされていますが、その価値に気づくことなく、これがカメラの標準だと思って使っていました。
 その後買い足したレンズは70-210ですから、私は広角とは縁がなくカメラとお付き合いをしていた訳です。初めての広角はEOS650購入時の35-105のズームレンズでした。

 そんな少年時代を過ごしただけに、50mmという画角は何とも落ち着きます。しかし、単焦点の50mmを使う機会は、ほぼ、20年近くありませんでした。

 何せ、フィルムのEOS630からEOS KissDigitalまで、一眼レフは新たに買わず。そして、KissDigitalと同時期に入手したEF50mm F1.8 II は、APS-Cですから標準レンズではなかった訳です。そんな私を50mmに引き戻したのは、今は亡き(失敗だったなぁ)PENTAX QのStandard Primeでした。

 センサー性能に納得できず手放したPENTAX Qですが、久々に50mm相当の画角を足を使って使いこなす、という経験をさせてくれました。これはとても心地よいもので、あらためて「やっぱり単焦点の50mmが基本」に立ち返った訳です。

Epm225mm

 さすがに純正ですから、E-PM2とのマッチングはぴったりです。おそらくE-M5にも違和感はないでしょう。写りは、45mmほどの感動はないものの、なかなかシャープなところもあり単焦点ならではだな、という感触があります。なにより、マイクロフォーサーズで50mmの画角をリーズナブルに使えるというのは、大きなメリットでしょう。

 ただ、軽量のE-PM2と組み合わせてもそんなに軽くはなく、また軽快なレンズではありません。パンケーキの手軽さからは程遠く、「交換できるレンズをつけている」感はかなり強いです。

 サイズ的にも「ポケットに気軽に入れる」というものではなく、改めてPENTAX Qを手放してしまった愚を、思い起こさせてくれたりするのです。

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April 14, 2014

Stylus1 の質感に幻滅する

 長いことこのブログをほったらかしているのですが、いろいろなことが起こっていたりします。

 特にカメラ系は、いろいろと変化がありました。

 その中で、最近起こったことの一つが、Stylus1の購入です。

 Stylus1tってのは私にとっては不思議な位置づけのカメラで、デジカメinfoとかで噂が出ている段階では全然欲しくなくて、でも発表されるととても気になって、しかし、わざわざオリンパスプラザに発売前展示を見に行くと、欲しくなくなって、でも、なんとなく購買欲が続く、という微妙な位置づけのカメラでした。

 こういういわゆる高級コンデジ系としては、XZ-1があり、それなりに気に入っていた訳ですが、XZ-1というカメラはコンデジとしてはあまり便利ではなく、F1.8からとはいえそこそこの倍率のズーム、低感度番長でかなり気を使って写真を撮らなければいけないという、ある意味高級一眼レフなんかよりもよっぽど手のかかる子で、普段持ち歩くカメラとして本当に便利かどうかというのは疑問なところもありました。
 一方Stylus1のように、300mmまでの10倍便利ズームがF2.8通しで使えるのは、それこそコンデジとしては好ましいわけで、代替してもいいかなぁ、とずぅっと思っていたものの、まだ値崩れしている訳でもなく、また、強烈に欲しいオーラを感じるわけでもなく、ぼぉっとkakaku.comの値動きを目にしているだけだったのですが。

 いわゆる増税前の狂騒の中で、kakaku.com最安値よりも結構安い価格で出ていたこともあり、買ってしまいました。

 届いてみると、幻滅の嵐です。XZ-1でも普段の持ち歩きにはでかいのに、さらにでかいStylus1。正直、OM-Dと同じサイズ感な訳で、「これを持ち歩くかぁ」とやはりげんなりします。しかし、それはわかっていたこと、それよりもずぅぅっと失望したのは、あまりにも質感が低いこと。
 実は、お店で触っているときにはここまで、とは感じていませんでした。でも自宅で自分のものとして見てみると、何とも安っぽいプラの質感。なんだかしっくりと閉まらない電池蓋。Stylus1のロゴは印刷もくっきりせず地が透けて見える感じで、私がこれまで買ったどんなデジカメよりも安っぽい。正直、写るんですの次に安っぽいんじゃないか、という印象です。これを6万とかそういう値段で売るのはどうかしてるんじゃないか、素直にそう思いました。

 なので、実は届いて、手にした瞬間「すぐにオークションに出そうか」という考えが頭をよぎりました。とはいうものの、それも少し短慮かなぁ、と思っていたところに、部屋の片づけの最中に上から空き箱がStylus1の空き箱に落下。めったにこういうことが起こらないのに、箱にはしっかりと穴が空いてしまい、箱とはいえ、傷物になったものをすぐにオークションに出しても損するだけかなぁ、しばらく使ってみることにしました。

 荷物が少ない日であれば、Stylus1も大き目通勤かばんになら入ります。そこで、数日持ち歩き、通勤途上で何枚かシャッターを切ってみました。

 するとこれが、違和感が全くない。まぁ、オリンパスで固めていますから操作系はなじんでますし、何より、OM-Dで写真を撮っている感覚とほぼ変わらない使い勝手。動体であっても、静物であっても、まるで28-300 F2.8通しのレンズをつけたOM-Dのように使えます。そして何よりも出てくる絵が、そんなに悪くない。もちろん、感動するほどではないのですが、条件が良ければマイクロフォーサーズに劣りませんし、少し感度を上げないといけない状況でも、1/1.7から出てくる絵としては、十分納得のいくものです。げげ、やっぱりコンデジはこれだからだめよ、と嘆くような状況にはあまり出会わないで済んでいます。それよりは、やはりカメラってレンズの力が大きいよね、と改めて思わされる状況が多いように思います。

 というわけで、釈然としない部分はあるものの、あまりにも便利だからという理由で、メインコンデジをXZ-1からStylus1に移行することとしました。

 せめて、多少なりとも高級感が出せないかと、Aki-Asahiの本革リストストラップをおごってやりましたが、シブさに期待して選んだオリーブグリーンのストラップは、このデザイン性に優れない黒いカメラには地味すぎたようです。思い切って明るい色にするべきでしたね。

Stylus1

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