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March 22, 2013

EOS Kiss X7 ファーストインプレッション

 えぇっと、行ってきました。キヤノンの銀座のショールーム。新宿のサービスセンターの併設のショールームってなくなってしまったんですかね。検索して出てこなかったので、わざわざ銀座に行ってきました。何してんだか。

 もちろん、お目当てはEOS Kiss X7。銀座のショール無での展示は1台。注目度が高いようで、他にも数人の方が待ってました。

 で、ご対面。つけてあるのは小型を強調してか、EF40 F2.8STM。かなり塊感が高く、おそらく、オリンパスのE-420にパンケーキをつけたのと大差ないサイズでしょう。でも、パナソニックのEVF内蔵の一眼(G3とかですね)に比べればやっぱり厚みは分厚いですね。

Kissx7a

 おっさんの手で持った感じはどうかということで、右手でグリップして、左手でXZ-1を操って写真を撮ってみました。意外にしっかりグリップできます。ちなみに185cmのおっさんの手ですから割と大きい手です。

Kissx7b

 さて、触ってみた感じですが、これはスゴイ。単純に小さいです。EF40 F2.8STMをつけていれば、片手で「ぐわっ」っと握れてしまうわけで、今までのEOSというカメラにはなかった感覚です。よく、KISS DNに近いサイズといわれてますが、やはり、あれよりもサイズ感は明らかに一つ下。OM-Dとかの方が近いイメージでしょうか。

 撮ってみた感じは、シャッター音も違和感なく(X6iとはちょっと違った感じで、またX4とかに戻った?)、ファインダーの見えも、Kissとしては標準的。(X6iに比べ特に改善されたとは感じませんでした) 秒4コマの連射はKISS X4の秒3.7コマと差はほとんど感じられませんでしたが、まぁこのクラスですから、十分な域でしょう。
 ボタン類も上手に配置されているので操作性は悪くなさそうですが、十字キーに様々な機能が割り当てられていたのがなくなったのは、ちょっと感覚的な操作を阻害している感じで。特に初代Kiss Digitalからのユーザーとしては、残念なところです。正直タッチパネルで操作するよりは、指先の感覚だけで操作できる物理キーの方がカメラの設定としては自然ですから、ここは要改善とも思います。

 さて、サブ機として使うからには、大きなレンズも使うわけで、ショールームのお姉さんにレンズを一本だしてもらいました。我が家で一番稼働率の高いEF70-200 F2.8 ISです。

Kissx7c

 このクラスのレンズになると、レンズの太さ(横幅?)と、ボディの左側の幅が同じくらいになります。

Kissx7d

 上下方向に見ても、レンズの太さ(高さ)とボディの高さが実は大差ないという。もちろん、マウント位置はボディの下の方ですから、レンズの方が下に出っ張ります。

 持ってみると、完全にレンズだけをホールドして、ボディをつかむ右手は完全に添えるだけ。7Dとかで同じ組み合わせなら、左手でレンズをホールド、右手でグリップをホールドの割合が6:4くらいの感じですが、KISS X7だと、それが9:1くらいになっている感じです。完全にボディがオマケ状態。

 でも、それ以外の違和感は皆無で、逆に小さなボディをギュッとホールドする分脇がしまって、より確実なホールドができる感じで、印象はかなり良いです。大きなレンズとの組み合わせでも特に問題はありません。

 で、結論。「買いです」

 EOSとしてはやはり新しいサイズ感で、これまでのKissの中でもかなり大きな変革を産んだモデルといえるでしょう。初代のインパクト、DNの完成度と同等の、新たなEOS感を創り出していると言えます。

 問題は価格ですね。出始めは高いですが、どこまで下がるのか、あるいは下がらないのか。いつもKissは値崩れを待って買いかえているのですが、このモデルに関しては、4月下旬の発売からそう遠くない時期に買うのかなぁ、という気がしています。

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March 20, 2013

EOS Kiss がダサイという男はダサイ

 おそらく、数日中に新しいEOS Kissが発表されるようです。X7は小型モデル、X7iはX6iのマイナーチェンジ。

 X7iはマイチェンで新規性はないですし、X7は小型化したにもかかわらずデザインテイストは従来のKissと殆ど変わらず、ダサイ。折角のOVF小型EOSですから、IXEのようなデザインの冒険を期待したのに、まったくもって残念以外の何者でもありません。

 それはともかく、いろいろなデジカメ関連のサイトを見ていると、この新機種に対して多くのユーザーから文句がついています。内容やスペックではなく、「Kiss」という名前をやめろと。中には「Kiss」という名前で男性ユーザーがかなり敬遠しているというカキコまであります。

「アホ」かと

 本気でそういうことを思っている人がいたとしたら、その人は、写真や、カメラが好きではないんでしょうね。カメラはファッション、あるいはアクセサリーとしか思っていないのでしょうか。

 Kissは、純粋にカメラとしてすばらしい内容です。特に最新のX6iは、いわゆるカメラとしての基本性能もしっかりしていますし、センサーも枯れていて、確実に「いい写真」が撮れるカメラです。初心者も素敵な写真が撮れるでしょうし、プロのカメラマンが使ったとしても、ポテンシャルをきちんと引き出せるだけの操作性と基本性能を兼ね備えたカメラです。
 Kissがそういう高いポテンシャルをもっていることが、Kissの強みであり、同時に弱点でもあることは当のCanonが一番承知していることでしょう。メーカーとしては難しい売り方のカメラだと思います。でも、ユーザーにしてみれば、こんなに有難いことはない。誰もがいい写真を撮るための最高のコストパフォーマンスを誇るカメラなわけですから。

 少なくともカメラ好きの人であれば、そうした「Kiss」のポジショニングを十分承知している筈です。というか、気づいていない訳がない。スペックや基本性能を見ればわかる話ですし、さまざまなレビューを見ても一目瞭然。なにより、たくさんのアナリストが、そうした見解を述べています。

 そのカメラを「Kiss」というバッジだけで拒否する心根。ダサいというか、中二というか。正直、そんな思いでカメラ選びをすることが恥ずかしくないんでしょうかと心配してしまいます。

 世の中、私にはよくわからん。改めてそう思います。
 

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