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February 10, 2009

カシオペアの思い出

 もちろん、このブログで扱うからには、北海道に行く寝台特急でも、バンドでもありません。カシオが出していたPDAというか、小型情報端末群のことです。

 私のWM生活、そしてミニノート生活においてカシオペアの果たした役割というのはかなり大きい、というかすごく大きいものがあります。すっかり忘れられてしまったカシオペアのことを、お酒の力を借りてウダウダと語ろうかという、なんともオヤジな趣味。

 最初のカシオペアは忘れもしません、A51です。当時私は何してたんだろう。大学院出てフラフラしてた頃かな。少なくともHP200LXにそろそろ倦んで、次の身に着けるモバイルを探していた頃。WindowsCEの初代ということで大いに期待した端末でした。
 当時のつくばのPCショップ。どこだったかは覚えていません、でも、店頭展示に興奮して、同時にその信じられないくらい遅さに気づきながらも、「でもこれは使えるはず、新しい可能性が見えた」と、無駄に自分を納得させたその日のことを、なぜか不思議とよく覚えています。こいつのために日本橋で足を棒にしながら、16Mだかのコンパクトフラッシュの最安値を探し回ったのも、今となってはいい思い出です。
 もちろん、ほとんど使い物になりませんでした。HP200LXの代わりになるはずもなく、そのひどいキーボードと信じられないほどの遅さ。でも、可能性を信じたかった。そんなマシンでした。
 次のカシオペアとの出会いはどちらか先だったか。多分、E55の方が先だったような。Palmに対抗してWindowsCEがPocketPCとして新しい一歩を踏み出す。そのコンセプトに興奮しました。A51の時と同じく、発売と同時に買う。迷いはありませんでした。問題はどこで買うか。どこなら発売日に手に入るか。店名は覚えていませんが、在庫があるという亀山の量販店までわざわざ出向き、いつくしむようにシルバーのE55を取り出したのを覚えています。
 くだらないことを覚えているもので、E55はヘッドフォンジャックが確か普通の3.5径のものでした。手持ちのMP3のデータをコピーして、MP3プレイヤーのようにE55を使ってみて、「あぁ、新しい時代が来た」と感動したのを、これまたはっきりと覚えています。

 そして、FIVAの101。忘れもしません、あれは幕張だったか有明だったか。いわゆるコンピュータショウか、モバイルデバイスのショウで、カシオブースでアクリルのケースの中に鎮座ましましていたFIVA101。確か6.7インチのSVGA液晶。その高精細な表示に宝石のような液晶だ、と感動したことを今でも覚えています。
 実際に手にしたのは102になってから。Libretto20、そしてモバイルパック(たしか2)、70(あれ60だっけ?)と乗り継いで、最後に来たのはやはりカシオペアFIVA。102が値下がりして(でも13万円くらいだったような)、憧れのPCを手に入れました。
 ちょうどDECのハイノートウルトラを手放して、三菱のPedionをモニターで貰う間。私にとってミニノートがメインマシンになる初めての瞬間でした。液晶のdpiの高さと、キーボードのサイズに徐々に適応していく自分に驚きを感じる日々を作ってくれたのが、このFIVA102でした。(でもやっぱりきつかったけど)

 その後、我慢しきれず手に入れたFIVA501。入手したのは京都のソフマップだったか、大阪のソフマップだったか。よくは覚えていません。でも、ソフマップでFIVA 501が5万膳前後で出ているという情報に、数件お店を回ったのは懐かしい思い出。ただ、この機械は、ほとんどまともには使わず。津のファミレで「やっぱペンノートはいいねぇ」と思いながら使っていたのを思い出すくらいです。

 同時期にメインのモバイルのーとだったのか、FIVA206。CPUの剥がれで一気に評判を落としましたが、私が使っていた頃はそんな話もなく、サイズ、軽さ、画面のサイズ、キーボードのサイズ、3拍子も4拍子もそろった、見事なモバイルPCとしてしばらく相方でした。買うまでなかなか踏ん切りがつかず、夏の暑い日に思い切ってヤフオクで落としたのを覚えています。

 最後のカシオペアは意外にもFIVA101。これを買う前にもう一度102を買ったような気もするのですが、記憶が怪しいです。101はヤフオクで落としました。メモリが160M仕様で、IDE-CFアダプタを使ってSSD化のハシリの仕様にしていました。LibrettoM3をSSD化して、その無音の快適さに「これでSVGAのマシンならさらに快適に違いない」とSSD化を前提に入手したマシンでした。

 FIVA101はそれなりに長い期間(少なくとも1年以上)使っていました。ベッドサイドの無音PC(正確にはCPUファンは着いていたのですが)として活躍してくれました。千葉に住み始めてからも、101はベッドサイドにありましたから。

 そして、FIVA101がFMV-LS273に置き換わって、私のカシオペア生活は終わりを告げます。その後A60やFIVA206VL、そしてFIVA103を見つけても、さすがにもう手元に置こうという意欲はなくなってしまいました。

 でも、自分にとってはやはりカシオペアは大切なPCだったなぁ、という思い出があります。なんというか、常に夢を見せてくれていたマシンという意味で。
 モバイルに一番夢があった時代、その時代には常にカシオペアがあったのかな、そんな気がしています。

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